DTIエナジー社

 DMFC(ダイレクト・メタノール型燃料電池)の世界的ライセンスを保有する企業

DTIエナジー社について

歴史

 1993年、DTIエナジー社のCEOであるトッド・マーシュは、カリフォルニア工科大学(California Institute of Technology)とジェット推進研究所(Jet Propulsion Laboratory)の研究者たちと出会ったことがすべての始まりです。ミーティングは航空宇宙関連のリストラ対象者を助ける方法を模索していた地元の国会議員によってセットアップされました。マーシュ氏は、CIT、JPLそして南カリフォルニア大学によって開発されていた、この燃料電池の可能性を見て、世界的な独占ライセンスを得ました。

DMFCは液体水素燃料電池よりも安定しています

 ダイレクト・メタノール型燃料電池(DMFC)技術は、ジェット推進研究所(JPL)の顧問であるラオ・スラムプディ博士の監督の下、カリフォルニア工科大学の電気化学研究グループが、このDTIエナジーが保有する特許及びライセンスの元となる技術として開発されました。スラムプディ博士の考え方の革命的なところは、改質器を使用せずに、直接メタノールを電気に変えるので、そのためまた液体水素やメタノール、そして改質器を使用した燃料電池よりも、シンプルで安価で、また安定しているという点にあります。

DARPA(国防総省国防高等研究事業局)の指令がダイレクト・メタノール型燃料電池を産む

 ダイレクト・メタノール型燃料電池(DMFC)技術はもともと、米国防総省国防高等研究事業局のローレンス・H・デュボワ博士が液体炭化水素で動く燃料電池を開発するように指示したことに端を発しています。それに加えて、DTIエナジー社が独占的権利を保有するDMFC技術は、南カリフォルニア大学ローカー炭化水素研究所のノーベル賞受賞者ジョージ・A・オラー博士と同僚であるサーヤ・プラケッシュ博士による研究をベースとしています。オラー博士はDMFC技術について「クリーンなエネルギーをポータブルな形で提供できることで、この発明は環境を改善する大きな可能性がある」と言っています。

 

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